痛みが和らぐと患者の表情も和らぐ。それが見たいんです。
PROFILE
高橋 尚之さん(34歳)
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Before_19歳 ケガをして接骨院へ 他人を癒すスペシャリストを目指し、接骨院の院長の紹介で、早稲田医療専門学校へ入学。
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- After_24歳 鍼灸師としてスタート
鍼灸師の資格を取得し、アルバイトをしていた接骨院で修行を重ねる。27歳で独立・開業。
きっかけ 自分のケガがきっかけで他人の痛みにも関心を持つように 学生時代はバレーボールをやっていたんですよ。昔は調理師になりたいと思っていた時期もありましたが、 バレーボールでケガをしたときに接骨院に行き、そこでアルバイトをするようになってから人の痛みを和らげる仕事に興味を抱くようになりました。 接骨院の院長先生の紹介で、早稲田医療専門学校に入学。授業はとてもわかりやすいし、古典的な東洋医学と現代的な西洋医学の要素をとりまぜたカリキュラム がよかったですね。
やりがい 人の体に触れる責任とやりがいに支えられて 卒業して「鍼灸師」の資格を取得後もずっとアルバイトをしていた接骨院で修行のつもりで働きました。 人の体に直接触れて施術をするので、当然責任を伴いますが、その分やりがいがありますね。
27歳のときに独立して、接骨院を開業。独立するということは大変なことですが、自分なりの方法で経営し、理想の施術ができること、 自分が仕事をした分の収入が入るという醍醐味があります。腰痛などでいらした患者さんが次の日にまたやって来て、 「すごく楽になった」といってくれるのはやっぱり嬉しいですよ。鍼灸は奥が深い分野なので、方法や流派にとらわれず、あらゆる知識や技術を探求して、 精力的に吸収する姿勢が大切だと思います。
「仕事の教室」2002年2月号
発行:(株)RECRUIT
より抜粋